どの職場でもきちんとした身だしなみは必要ですが、看護師が働く医療機関では厳しい規則を設けているところが少なくありません。例えば派手なメイクやネイル、ピアスなどは禁止というところがほとんどです。しかし、オシャレを楽しみたいという看護師はとても多いでしょう。身だしなみに関して厳しい制限がある中で、髪色だけはある程度は許容されているというケースがあります。

看護師の髪色に関しては必ずしも地毛である必要はなく、ダークブラウン程度のナチュラルカラーであれば大丈夫といわれています。そのため、派手な色にチャレンジしたいと考えている人は控えた方が良いかもしれません。ダークブラウン程度のナチュラルカラーは比較的落ち着いた色合いであるため、患者からに与える印象は悪くないといわれています。人というのは視覚から得られる情報によって、ある程度判断してしまうことがとても多く、見た目の印象が悪いとかなりネガティブなイメージを与えてしまいます。特に顔に近い髪色は非常に重要であり、派手な髪色の看護師がいたとしたら、ほとんどの患者がネガティブなイメージを抱くでしょう。

患者と看護師の関係は必ずしも1回の診察では終わらず、患者の病気によっては何度も続くことがあります。つまり、第一印象が悪ければ、その後の診察にも影響を与えることになり兼ねません。患者との関係を良くするためにも、落ち着いた色合いの髪色にすることが求められるのです。その基準がダークブラウン程度のナチュラルカラーとなります。